今年で21回目を迎えるイルミネーションイベント「神戸ルミナリエ」は
12月4日から13日まで開催される。
会場は例年と同じ神戸市旧外国人居留地と東遊園地

阪神大震災の犠牲者への鎮魂の思いをこめて創始されたこの催しも、
今や神戸の初冬を彩る風物詩として定着しつつある。

今年のイルミネーション作品の特徴は、はじめて屋根つきの回廊「ガレリアコベルタ」が
展示されること。これは入り口にあたるフロントーネから約16メートルの間が高さ
15メートルのトンネル状の通路となっており、内部では前方を含む四方が光で囲まれ、
かつてない迫力を体験できるというもの。いわば光の大聖堂の身廊が出現する。

また今年から従来の白熱電球にかわって100%がLEDによる電飾に切り替えられる。

向寒の季節、しかも師走を迎えて年間で最も旅に出にくい時季だが、
心の温まりそうな旅に出てみてはどうだろう。